
あなたには趣味はありますか?誰でも1つくらいは何かしら趣味がありますよね。
- 車
- バイク
- スポーツ
わたしも趣味を持っていて、旅行やスポーツを楽しんでいます。趣味は人生を楽しくさせてくれますね!
しかし、そんな趣味だってお金がなければ継続することができません。ブログ名の通りなのですが、わたしは所帯持ちなのに手当コミコミで年収が400万円程度しかなかった低年収なSEでした。
そんな低年収なSEがどうやって趣味を充実させていくのか、書いていきます。
大切な時間を無駄にしていた
ストレス発散できない
わたしは年収400万円程度のシステムエンジニアでしたので、家族の生活だけでいっぱいいっぱいでした。一ヶ月のわたしのお小遣いというものは昼食代しかありません。
趣味に使うお金なんていうものは1円たりともありませんでした。わたしは旅行が好きで、結婚する前はよく旅行をしたものです。
スポーツも好きで、特にロードバイクという自転車の競技が好きでした。これが非常にお金がかかる趣味なんです。
結婚して子供が生まれてから、わたしの旅行、スポーツという趣味は完全に封印です。せめて旅行だけでもとは思うのですが、自分と妻と息子、娘、家族4人で泊りがけの旅行に出かけると最低でも50,000円はかかります!
年収400万円は1ヶ月あたりの手取りが20万円切れるかどうかぐらいなので、給料の約25%を趣味に消費してしまうと生活ができなくなります。
ゆえに、趣味はガマンするしかありませんでした。システムエンジニアはとてもストレスの溜まる仕事ですよね。
- 品質
- 予算
- 納期
品質は高くなければならない、予算は越えてはならない、納期は死守。毎日こいつらに追われています。せめて休日くらいは趣味を楽しんでストレス発散したいところです。
楽しい思い出を作ることができない
スポーツを趣味にしていると、基本的に自分しか楽しめませんが、旅行であれば家族みんなで楽しい想いができますよね。
家族みんなでお出かけして、おいしいものを食べたり、いいホテルに泊まったり。みんなで車に乗ってたのしかったねぇ、などと会話をする。ホントにごく普通のありきたりな幸せです。
でも、わたしみたいに低年収なSEだと、ごく普通のありきたりな幸せすら手に入れるのがむずかしいです。
- 旅行は有意義ではあるけどとにかくお金がかかる!
- じゃあ生活のために、これから先も一生旅行へ行かないのか?
- わたしと、わたしの家族の思い出は、休日にスーパーに買い物行った記憶しかないのか?
楽しい思い出を作るために旅行はしたい。でもどうしても優先しなければならない生活があるため、旅行にいけない…家族との楽しい想い出を作ることができない…いや、できていません。できませんでした。
仕事をするだけの機械になる
そしてわたしは、旅行やスポーツという趣味ができなくなりました。休日は家族とスーパーに買い物に行く程度です。
わたしはもう完全に『仕事をする機械』です。
- 毎日決まった時間に起きて、
- 会社に行き、
- 夜遅くまで仕事して、
- 家に帰り、
- 寝る
- 平日はこれの繰り返し
- 休日はスーパーに食料品を買いに行くだけ
人は趣味がなくなると仕事以外にすることがなくなってしまうんです。
お金を使わないように生きる
お金のかからない趣味を始める
お金がないならお金のない趣味を始めればいい、と思い、わたしは下記を趣味にしています。
- 貯金
- 節約
かなり効率的な趣味ではないでしょうか!?
こういう考えになったのも、一緒に仕事をしているお客さんの1人の影響でした。お金に真摯に向き合ってきたのが良かったのか、その人は年収900万円、30歳にして貯金2,000万円を持っていました。もちろん一般的な会社員です。
貯金・節約はガマンではなく、夢をかなえるための努力なんです。スポーツ選手だって金メダルを取るために苦しい想いをしていますが、ガマンではなく努力だから続けられるんですよね。
ただ、わたしの場合は劇的に貯金が増えたということはないです。それだけ年収が低かったんです。
お金のかからない場所へ出かける
お金がなくて旅行に行けなくても、家族との思い出づくりは旅行だけではありません。お金のかからない場所でも遊べるところはたくさんあります。
- 公園
- ショッピングモールにある無料の遊び場
わたしの息子はまだ小さいので、公園で砂遊びをしているだけでもすごく楽しそうにしています。まぁこれが小学生とかになってくるとお金のかかる遊びをやりたいとか言い出すのでしょうけど…。
ショッピングモールとかにも無料で子供が遊べるスペースがあるところがあります。わたしもよくそこで子供を遊ばせていますし、他の人もたくさんいます。
無料で遊ぶっていうとどことなく貧乏くさいかな?という気持ちになってしまうときもあるのですが…。
はっきり言って今の時代、年収が低くてお金がないのはみんな同じです!
みんなできる限り無料で遊んでいます。
わたしは30歳、低年収SEで年収が400万円…とか言っていますが、IT業界以外も含めて平均年収を見てみれば、低いほうだけどもどうしようもないくらいに低い年収ではないはずです。
趣味もできない、家族との思い出も作れないので転職した
いくら節約をしても、無料で遊べる場所へ行っても、生活を圧迫しているという事実に変わりはありませんでした。
子供をショッピングモールの無料で遊べるスペースで遊ばせたとしても、小学生の高学年ぐらいになってくればお金のかかることをしたいと言い始めるでしょう。
- ゲームセンターで遊びたい!
- 遊園地行きたい!
やはり無料でできることには限界があって、ある程度はお金がかかる場面があります。結婚して子供が大きくなるまでの間、ここは言い方を買えると『準備期間』なんです。
なんの準備期間か?
- お金を貯める期間
- 収入をアップさせるための時間
実際にお金が本当に必要になったときにお金を貯めようとしても、収入を増やそうとしても、手遅れなんですよね。
わたしの場合はすでに生活を圧迫していたというのもありましたし、できれば趣味も旅行行きたいと思っていましたので、転職という選択をして年収をアップさせました。年収400万円から600万円になりました。
転職には失敗のリスクもあるし、仕事が合うかもわからない、いい人いるかとか、心配事はたくさんありました。
ただ、この先もずっと、一切自分のためにお金を使えずに仕事をするだけの機械として過ごすのか?というと、ほんの少しでいいから自分のためにも生きてみたいって思ったんです。
幸いなことに、システムエンジニアの市場価値は高いようです。年収600万円ぐらいならば現実的に狙えるラインだということを転職エージェントに相談して知りました。
あなたがどれだけのお金が必要でしょうか?年収600万円もらえれば当面は困ることはないでしょう?
まとめ
- 低年収なシステムエンジニアは趣味を満足に楽しむことができない。
- ただ、仕事をするためだけの人生になる。
- お金のかからない趣味、場所でのある程度楽しむことはできる。
- しかし、限界はある。
- もう少しだけ自分のために生きる。年収を上げてお金を使って楽しむ方法を考えたい。
今の時代は本当に厳しい時代だと思います。いろんなものが自動化され、企業がたくさんの人間を雇用する必要がなくなってきていますからね。必然的に賃金も下がっていきます。
システムエンジニアはどちらかといえば特別なスキルを持った人です。それなのに、わたしのような低年収SEがたくさんいます。
お金がない、給料が低いというのはみんな同じことではあるのですが、せっかく特別なスキルを持っているのですから、少しくらい年収を多くもらってもバチはあたりませんよ。